冤罪がテーマの小説・ノンフィクション。おすすめ本を紹介。

冤罪がテーマの小説・ノンフィクションおすすめ本。 ニュース

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先日、長らく死刑囚の立場におかれていた袴田巌(はかまだいわお)さんの再審公判の結審や、

ドラマ『アンチヒーロー』でも冤罪が注目されています。

本記事では、冤罪について理解を深めることができる本を紹介します。

小説

冤罪はミステリー小説によく取り上げられるテーマです。

『テミスの剣』中山七里

若手時代に逮捕した男は無実だったのか、

刑事が真摯に事件の真相を追っていきます。

レビューの評価が高い作品です。

『13階段』高野和明

第47回江戸川乱歩賞受賞作。

記憶を失った死刑囚の無実を証明すべく、

刑務官と前科持ちの青年が10年前の事件の謎を追い奔走する傑作長編です。

『火の粉』雫井脩介

冤罪として無罪判決を勝ち取った被疑者が、

判決を下した裁判官の隣に引っ越してきたところから始まるミステリー小説です。

ノンフィクション

冤罪がテーマのノンフィクションを紹介します。

『雪ぐ人 えん罪弁護士 今村 核』佐々木健一

感動を呼んだドキュメンタリー番組、

NHK『ブレイブ 勇敢なる者「えん罪弁護士」』(2016年11月放送)を出版化した本です。

『冤罪をほどく: “供述弱者”とは誰か』

石橋湛山記念・早稲田ジャーナリズム大賞受賞。

2022年、講談社本田靖春ノンフィクション賞受賞。

獄中で無実を訴えた供述弱者を明るみに出し、再審無罪へと導いた画期的な調査報道の記録です。

『でっちあげ』福田ますみ

2003年、全国で初めて「教師による児童へのいじめ」と認定される体罰事件が福岡市で起きた。

担当教諭は「史上最悪の殺人教師」と称され、停職処分となったが、

後の民事裁判で驚愕の事実が判明する。

累計13万部突破のロングセラー。

『【完全版】袴田事件を裁いた男――無罪を確信しながら死刑判決文を書いた元エリート裁判官・熊本典道の転落』尾形 誠規

先日、無罪が確定した袴田巌さん。

心にもない「死刑判決文」を書くことになった元裁判官・熊本典道のその後の人生や、

袴田事件についてのノンフィクションです。

実用書

冤罪がテーマの実用書を紹介します。

『違法捜査と冤罪 捜査官! その行為は違法です。』木谷明

元刑事裁判官が冤罪について、冤罪事件の実例を元に語っています。

漫画

『デコちゃんが行く: 袴田ひで子物語』

無罪が確定した袴田巌さんの姉、袴田ひで子さん。

弟の無罪を信じ、闘う袴田ひで子さんの一生を描いたコミックです。

最後に

冤罪は決してあってはならないものですが、

現実に無実の人が罪をきせられてしまうことがあります。

冤罪をテーマにする本で理解を深めてください。

書籍と。

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