桜がテーマの本を紹介します。
桜がテーマの小説
桜がテーマの小説を紹介します。
『桜の森の満開の下』坂口安吾
坂口安吾の代表的な作品です。
通る人々が皆「気が変になる」鈴鹿峠の桜の秘密を探ろうとする山賊の、
恐ろしくも悲しい顛末の小説です。
『卒業 桜舞う春に、また君と』
4名の作家の卒業をテーマにした短編集です。
さまざまな主人公が分かれと出会いの春に成長していく物語です。
『桜ほうさら』宮部みゆき
父の無念を晴らしたい主人公が、桜の精のような少女と出会い、、、
人生の切なさ、ほろ苦さ、人々の温かさが心に沁みる、宮部みゆきの時代小説の真骨頂です。
『桜の首飾り』千早 茜
桜の季節に、人と人の心が繋がる一瞬を鮮やかに切り取った、感動の7編の短編集です。
『桜の樹の下には』梶井基次郎
「桜の樹の下には屍体が埋まっている!」というセリフが有名な冒頭です。
短い文章ですが、桜の印象ががらりと変わるほど衝撃的な作品です。
本記事で紹介している坂口安吾の『桜の森の満開の下』や渡辺淳一『桜の木の下で』もこの作品の影響を受けています。
『桜の樹の下で』渡辺淳一
満開の桜の下で母と娘が同じ人に惹かれ、、、
花の魔性に惹かれた人々の快楽と背徳の美を描いた作品です。
桜がテーマの写真集
桜がテーマの写真集を紹介します。
『桜旅 さくらたび』谷角 靖
カナダ在住の写真家・谷角靖氏が日本の桜に魅せられ毎年撮影した桜の写真集です。
最後に
日本の春と言えば桜。
美しさとはかなさがある桜は、春の出会いや別れの象徴とも言え、多くの本に登場します。
桜がテーマの本で
新しい宿