マレーシアが題材の小説やノンフィクションは?旅行や移住するなら読んでおきたい本。

マレーシアをより深く知るための本は?小説、旅行記、ガイドブック 海外

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マレーシアをより深く知りたい人におすすめの本を紹介します。

紀行文・旅行記

著者がマレーシアを旅した時の行程をたどるように、

体験した内容を記した本です。

古い本が多いですが、マレー鉄道で旅をしたいバックパッカーなどにおすすめです。

『マレー蘭印紀行』金子光晴著

明治時代の詩人金子光晴の名著です。

抒情的な文体のなかに、アジアの熱気や豊かな自然が描写されています。

古めかしい文体なので苦手な人もいると思いますが、

慣れるとその文体によって、描かれている情景がよりリアルに美しく感じられます。

『深夜特急2-マレー半島・シンガポール』沢木耕太郎著

バックパッカーのバイブルともいえる沢木耕太郎の代表作『深夜特急』。

タイ、マレーシア、シンガポールをマレー鉄道で縦断する旅行記です。

マレーシアは、ペナン島がメインです。

クアラルンプール、マラッカを訪れますが、飛ぶように過ぎてしまい、

あまり魅力的には描かれていないのが残念なところです。

『水木しげるの妖怪探険―マレーシア大冒険』大泉 実成著

ゲゲゲの鬼太郎作者の水木しげるさんと著者が、

マレーシアの原住民(オラン・アスリ)セノイ族などに伝わる妖怪伝説を探しにいく旅の本です。

テーマも面白いですが、水木しげるさんの面白い人柄も伝わってきて、笑いながら読める本です。

マレーシアの原住民に興味がある人におすすめです。

『無敵のマレーシア』まのとのま著

イラストレーターの著者が、マレーシア旅行を振り返ります。

面白エピソードが入っていたり読み物として楽しめます。

地図や食事、豆知識もイラストで分かりやすく説明されていて旅行の参考にもなります。

『マレー半島すちゃらか紀行』若竹七海 加門七海 高野宜李 著

3人の女性がマレーシアの旅をリレー形式で綴った旅行記です。

テンポがよく、面白いエピソード満載です。

小説

日本人作家が書いたマレーシアがテーマになっている小説です。

『リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ』こまつ あやこ著

2017年講談社児童文学新人賞受賞作。

マレーシアからの帰国子女の中学生が主人公の物語です。

日本が舞台ですが、タイトルにもあるマレーシア語や

マレーシアで過ごした思い出などからも、マレーシアを感じたり知ることができます。

児童文学ですが、大人でも十分楽しめます。

『マレー鉄道の謎』有栖川 有栖著

第56回日本推理作家協会賞に輝く、国名シリーズ第6弾。

マレー鉄道とタイトルにありますが、

マレー鉄道はほとんど登場せず、

マレーシアの高原リゾート「キャメロン・ハイランド」を舞台にした推理小説です。

滞在記

マレーシア滞在中のできごとや思いを綴った本です。

旅行などの短期の訪問では分からない、マレーシアの生活や文化が分かります。

『母と子のマレーシア通信』渡辺弘子著

高校生の時1年間マレーシアに留学した娘と母の手紙のやりとりをまとめた本です。

マレーシアでのリアルな暮らし、娘を思う母の気持ちなどが伝わってきます。

1980年代の本なので情報は古いですが、個人的にとても面白かった本です。

マレーシア人作家の本

マレーシア人の作家が書いた本です。

マレーシアが舞台になっていたり、マレーシアの文化や

マレーシア人の葛藤などがリアルに描かれています。

『彼岸の花嫁』ヤンシィー・チュウ著

中国系のマレーシア人作家です。

Netflixでドラマ化されています。

『夜の獣、夢の少年 上・下』ヤンシィー・チュウ著

同じくヤンシィー・チュウの本です。

マラヤ連邦時代のイポー、バトゥガジャを舞台に繰り広げられるミステリー小説です。

フィクションですが、イギリス人との関係や、中国系の人々の考え方や暮らし方は、

当時を再現されているのではないかと思います。

『カンポンボーイ』ラット著

カンポン(村)出身の著者が

カンポンの生活や社会を描いた漫画です。

読みやすくて面白く、カンポンを理解するのにおすすめです。

子どもでも読みやすいと思います。

ノンフィクション・実用書

マレーシアのノンフィクションや実用書を紹介します。

『マレーシア大富豪の教え』小西史彦 著

マレーシアの国民的企業グループ「テクスケム・リソーセズ」の創設者、

小西史彦さんの生きざまや成功するための教えをまとめた本です。

本を読むまで知らず、こんなにすごい日本人がいたのかとびっくりしました。

人として、仕事の向き合い方など勉強になる本です。

『マハティールの履歴書』マハティール・ビン・モハマド 著、加藤 暁子 訳

マレーシアの近代化を成し遂げた元マレーシア首相・マハティールの回想録です。

マレーシアの発展を知るのにおすすめの本です。

ガイドブック

マレーシアのガイドブックです。

最近はネットでも情報収集はできますが、

旅行に行くのであれば最新のものを一冊持っていくのがベストです。

マレーシアは多くの出版社から出されていますが、

それぞれ傾向が異なるので旅行の目的に合わせてガイドブックを選ぶと良いです。

『るるぶマレーシア クアラルンプール・ボルネオ’24』

2023年1月13日発行。

写真が多く載っていて分かりやすいです。

『地球の歩き方 マレーシア・ブルネイ 2023~2024』

2023年2月24日発行。

細かい情報が多く掲載されています。

個人旅行、バックパッカーに人気のガイドブックです。

読み物としても面白いです。

『地球の歩き方 リゾートスタイル ペナン ランカウイ クアラルンプール 2019~2020』

2021年1月12日発行。

少し古いですが、ペナンやランカウイについて詳しい情報が知りたい人におすすめです。

最後に

紹介したマレーシアに関する本はとても面白いです。

ぜひ読んでみてください。

書籍と。

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