雨がテーマの本を紹介します。
雨がテーマの小説
雨がテーマの小説を紹介します。
『雨降る森の犬』馳 星周
直木賞受賞後、初文庫化された小説です。
犬が登場するおすすめ本はこちらの記事にまとめています。
『蒼空時雨』綾崎隼
花鳥風月シリーズの１作目。
お互いの重大の秘密を打ち明け始める主人公たち。
巧妙に張り巡らされた伏線が、徐々に紐解かれていく新感覚の小説です。
『黒い雨 』井伏 鱒二
原爆が落とされた広島で、放射能の雨“黒い雨”にうたれた市民の忍苦と不安の日常を描いた名作です。
『この恋は世界でいちばん美しい雨』宇山 佳佑
雨がきっかけで恋に落ちた二人。
ある雨の日、二人は事故で瀕死の重傷を負い、
“案内人”と名乗る男女の提案によって誠と日菜は二人で二十年の余命を授かりますが、
同時に過酷な切ない日々が始まります。
『龍神の雨』道尾 秀介
大藪春彦賞受賞作。
妹をひどい目にさせ継父の殺害計画をする主人公と、
継母と暮らす２人の兄弟。降り続く雨が運命を浸していくミステリー小説。
『死神の精度』伊坂 幸太郎
彼が仕事をすると必ず雨が降る――。
クールで真面目な死神・千葉は、人間の世界に溶け込み、
七日間の調査で対象者の｢死｣に可否の判断を下す人気シリーズです。
最後に
しとしと降る雨、ざあざあ降る雨など、降り方によって印象が変わる雨は、
小説の情景描写や比喩にも多く登場します。
雨が降っていると気持ちが下がってしまうこともありますが、
雨の日こそ家でゆっくりと、雨がテーマの本で雨の魅力に触れてみてください。
書籍と。
